2014年12月9日火曜日

インターネットは最高

この記事は 退学 Advent Calendar の9日目です。8日目は mallycory氏の 楽園追放 でした。

大学よりインターネット

2009年に地元を出て上京し、情報工学科という学科に入学し、コンピュータとか諸々をある程度学び、2年留年し、4年に上がることなく2014年3月末に退学した。

初めてサボるぞという意志を持って講義に行かなかった日のことを今でも覚えている。あれは1年後期必修の体育の講義だった。キャンパス内にグラウンドの類はないので、自転車に乗って自宅から大学とは逆方向のグラウンドへ向かう必要があった。簡単にいえばダルかったので家にいた。確か3回までなら欠席できるはずで、これは1回目だから問題ないだろうと思った。

サボりはたった1度に収まることなく大学は休みがちになった。大学生の経験がある人ならお分かりだろうが、講義は休めば休むだけ状況が悪くなっていく。内容がわからず、試験の日程がわからず、ノートをコピーさせてもらったりレポートを見せてもらう友人とも疎遠になっていく。

大学をサボり、家でインターネットと共にいることが一番楽しかった。Twitterでアニメ実況をしたり、仲の良いフォロワーとふざけあったり、大量ふぁぼを狙ってネタツイートをしてみたり。進学で離れ離れになった高校の友人と72時間以上Skype通話をしていたこともあった。

大学では軽音系のサークルに加入してはいたが、一切楽器の経験はなくまた練習もしていなかったのでステージに立つこともなく1年目が終わろうとしていた。何かしないといけないと思ったのでその時興味があったDJについてニコニコ動画でハウツー動画を見て学びライブに出演し、何とかサークル内ではアイデンティティを保つことに成功した。このあたりでTwitterでDJの人たちと関わりを持つようになりクラブに遊びに行くようになった。

某どんぶりチェーンで夜勤をしていたこともあり、大学にはより行かなくなった。アルバイトと奨学金とインターネットで過ごし、たまにサークルに顔を出すような生活をしていた。友人達は就職したり修士になり、自分は2回目の留年をしたころ、転機が訪れる。

インターネットで職を得た

DJをしインターネットで遊んでいたら、そこでできた繋がりからスタートアップもスタートアップの起業数ヶ月目の会社にエンジニアとしてアルバイトを紹介され、運良くそこで働き始めることができた。3度目の大学3年が始まった頃だった。残っていた単位はそこまで多くなかったので大学全休の日を週に3日作り勤務した。あとの2日は大学に通ったのかといえば、ほとんど通わなかった。朝から大学に行っても給料は出ないからである。

なんとなくでも一応卒業を目指して少しずつ単位をとっていたため、働くための基礎知識が多少なりとも身についていたのはラッキーだった。それさえなければこの会社でアルバイトを始めることはできなかっただろう。大学は嫌いだったが決して無駄ではなかったと思う時期であった。

そこで働き始めて7ヶ月目の2013年12月、卒業の有無は問わずに正社員として働かないかとオファーを受けた。入社時期はいつでもいいと言う。正直めちゃくちゃ悩み、色々な人に相談をしたが退学をして入社を決意。正社員となったのは2014年の2月のことだった。

退学こそしたが大学は有意義だった

まともに通い卒業すらせず何をとおっしゃるかもしれないが、仕事をする上でのコンピュータサイエンスの考えは大学で学んだものである。今になってしまえばもう少しまじめに勉強しておけばと思うこともあるが、もしまじめに勉強していれば別の違う人生だっただろう。元はといえばTwitterにハマりDJを始めていなければ今のような人生はないし、DJを始めたのは大学のサークルであった。インターネットに骨を埋めるようなつもりで退学をしてインターネットな会社で働き始めたので大学にいた頃より勉強の意欲も増した。とりあえず今のところは地元に強制送還されたりすることもなく、上手く生存させて貰っているのでインターネットとクラブで得た人の繋がりに感謝しつつ、その発端である大学にも感謝している。

退学に絡めた長々とした自分語り、失礼いたしました。

2014年2月25日火曜日

咲-Saki-キャラクターデータベース検索API

を作りました。
http://sakiapi.herokuapp.com/

Node.js + Orchestrate を使ってみました。
Orchestrateはこんな感じで遊ぶのにかなり良さそうですね。
herokuも今回初めて使ってみましたが、最終的にはgit pushするだけでデプロイできたので楽でよかったです。

このAPIの誕生日が2013年のDateの文字列を返すのは検索を簡単にするための仕様です。
適当にアレするといい感じになると思います。

2014年1月18日土曜日

クソアプリレビュー "英語のはしご: English Ladders"

友人よりセール中のクソゲーがあると教えてもらい試してみましたが、あまりにもクソゲーなためレビューを書きたくなってしまいました。

英語のはしご: English Ladders

https://itunes.apple.com/jp/app/ying-yunohashigo-english-ladders/id435523695?mt=8
価格: 無料(2014/01/18現在)

http://iphone.appinfo.jp/apps/435523695/
こちらを見る限り最近まで200円だったようです。

どんなゲームなのか

こんな感じで、下に表示されている回答者の回答を読んで正しい質問文を選択する、高校英語でよくある形式の問題をひたすら解いていきます。
問題自体は時制だけ見ていれば1秒未満で正解できるものばかりでヌルゲーです。


どうクソゲーなのか

これだけでも十分クソゲーと言うに値しますが、まずアプリの紹介ページ(上にURLをはりました)のスクリーンショットからすでにおどろおどろしい雰囲気がでています。iPhone5.0とiPhone4.0の違いが全くわからない上にアス比が崩れてどうしようもありません。

アプリを起動するとまずこの画面から始まるのですが、いきなり笑わせてくれるのが「iPhone 5解像度に対応していない」ことでしょう。さきほどのスクリーンショット紛いの画像には"iPhone5.0"とあったはずですが、いったいあれは何だったのか。このアメリカンなイラストのオッサンも十分に笑いを提供してくれます。
PLAY GAME 1,2,3のボタンのフォントが揃っていないのもいいですね。


Instructionsを押すとこのようになります。手書きです。
左下の白い枠が出てしまっているし、これだけでしばらく笑えます。


しばらくプレイしているとこのような状況に出くわします。
問題文が「?」で回答が空欄になっています。
この状況になるとどの選択肢を選んでも不正解となるので、右下のMENUを押して一旦タイトルに戻る他ありません。かなり高頻度で起こるバグだと思いますが、もはや仕様と言ったほうがいいでしょう。


問題に正解するとこのような画面になり、顔つきの矢印をタップするとキャラクターがその方向に歩いて次の問題が出されます。
ところがここで矢印を押さずに解答をタップし続けると…


こうなります。
キャラクターがバックを始め、遂には…


空へ投げ出されます。

また、問題数が極端に少なく、一つのセクションに10数問しかありません。同じ問題が連続して出されることもザラです。
こんなものが200円で売られていたことが驚きですね。
ちなみにこの作者Kevin Christy氏、他にも"ヤバそう"なゲームをいくつか公開していますのでもし気になった方がいればチェックしてみてはいかがでしょうか。有料なので私は買いませんが。